1/26 ラジオドラマ風 「金子みすゞの生涯」公演レポート
演劇部Bon Debutによる「金子みすゞの生涯」は通算三回めの発表になりますが、初めてラワンドゥラ劇場での公演が開催されました。
たくさんの方にご来場いただきまして、心より嬉しく感謝しています。
ありがとうございました。
いつしか演劇に魅せられて、観る側から、秘かに演じる事にも、関わるようになって、早13年以上の月日が経ちましたが、毎回、表現する事の難しさ、伝えることの難しさにぶち当たりながら、この作品に関しては、特殊な表現、それぞれの役の衣装を着て観せるラジオドラマ風の朗読劇として作り上げて行きました。
こうして、改めて、写真を見てみると、役者とラワンドゥラが一体となって、金子みすゞが生きた時間が鮮明に蘇った気がします。
涙なくしては語れない金子みすゞの生涯は、私自身の心の中にも深く心にきざまれました。
詩人でもあり、母としても懸命に生きた金子みすゞと言う女性を、よりたくさんの方に知っていただければ幸いです。
↓ 出演者全員にて記念撮影
↓ 演劇部 Bon Debut スタッフ含め全員でパチリ!
部員募集中です❣️
金子みすゞよ、永遠に…
数々の素晴らしい詩が、語り継がれますように。
「星とたんぽぽ」 金子みすゞ
青いお空のそこふかく、
海の小石のそのように、
夜がくるまでしずんでる、
昼のお星はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
ちってすがれたたんぽぽの、
かわらのすきに、だァまって、
春のくるまでかくれてる、
つよいその根はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
0コメント